ダーイ ダーイ ダーイ ได้ได้ได้

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ダーイダーイダーイ

タイ人全員がそうだとは言いませんが、私のまわりのタイ人は「ダーイ」と「マイペンライ」を良く使います。打ち合せで「こういうふうにしたいのだけど、できますか?」と聞けば「ダーイダーイダーイ」と即答。大工の棟梁チャイさんも「ダーイ」の達人。正式には「ダイ」と短く発音するのかもしれませんが、彼らが使うのは「ダーイ」なのです。その方が言葉に説得力がある?!

ダーイとは多くの意味で「出来ます」ということ。掘り下げると他にも意味はあるのですが「出来ますか?=いいですか?」みたいな形で使う事も多々あります。なので「ダーイ」が3回続けば、「できます、できます、できます〜」という事なので安心するし、さらにこの後に「マイペンライ(大丈夫)」がつこうものなら、120%何も問題なく出来るという安心かつ確信という気持ちになるのです。

ちなみにタイ語で有名な「マイペンライ」はお礼に対して「どういたしまして」という意味や、「大丈夫」「平気平気」という意味など幅広く用いられる単語で、後者にいたっては待ち合せに遅刻して来た人が謝らずに「マイペンライ」と待たせた人に言うという事例は良く耳にします。怒る気にもなりませんね(笑)

そう、そしてもし上記の打ち合せで「ダーイ3連発+マイペンライ」と言ったにもかかわらず、結果出来なかった時のことですが、ここでも決して悪びれずかつ謝りません。そしてあっさり別の方法を見つけて来て、また「ダーイダーイダーイ」と明るく言うのです。さらにいつかかなりの確率で帳尻が合うという魔法のような国。

そう、この「ダーイダーイダーイ」は考えすぎてしまってネガティブになる所をあっさりくつがえしてくれるので、結果思ったようにならなくても、この言葉に救われて12年を過ごして来たのでした。
なんだ、大丈夫そうじゃないか・・と、安心して、別の事が考えられるし、ダメでも罪の意識が相手にないから、腹もあまりたたなくなってきますし、おのずと自分の心がま〜るくなってゆく感じなのです。

タイ人が謝らないと何度か書きましたが、それには理由があるとこの間何かで読んだ気がします。
「コー トー カー(クラップ」というのが「ごめんなさい」。コーはplease トーは罪、罰、という意味なので直訳すると「どうぞ罰を与えてください」とい意味になり、私たちのようにそう軽々しくは使わないとのこと。一応そういう意味があったのね、とは思いつつ、そこまで深く考えて謝らない訳ではないとは思いますが・・・。

大工の棟梁チャイさんは「ダーイ」の達人!

そういうことで、癌も再発したことだし、この「ダーイダーイダーイ ได้ได้ได้」は丁度ピッタリのタイトルになりました。ま、どうにかなるさという、決して投げやりではなく、ラクチンな気分のあらわれでもあるのです。

07/27/2016

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