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タイのアニミズムのことを少しだけ、その1

先週の土曜日にペンちゃんは自分の家に帰ってゆきました。
彼女が家にいる間、殆ど姿を見せなかったチビテンが、土曜日の朝、ペンちゃんが出て行く前にひょっこり現れたのには驚き。動物同士のテレパシー?! 

ということで、チビテンは通常の生活(=我が家のベランダにいる)に戻り、私はちとペットロス状態。特に夜はたかが1週間だったのに、ペンちゃんが居ない状態に心にぽっかり穴あきな感じです。そういう時に限ってFacebookは、過去の思い出を・・といって、昔のきっちゃんの写真をアップしてくるし。泣

楽しい1週間でした!

ちぢみガーゼブランケットお気に入りのペンちゃん

2011年6月、水で足を冷やすきっちゃん・・・

そして、どこの国にもあるアニミズムの話。

バーンロムサイにいる頃も、その後も、タイの中にあるアニミズムに触れることは多々あります。
ホームの向かい側の家では年に一度降霊際があって、霊が降りて来たおばさんがすごい派手な衣装で葉巻吸いながら踊っていたり。

以前いた日本人スタッフがサソリに噛まれた時、当時ホームの庭師をしていて、真向かいに住んでいるカムパンちゃんというおじいさんの家で、カムパンちゃんがフーッと息を吹きかけたら、治ったということもありました。

一昨年のこと。タイ人スタッフの一人がものすごく体調を崩し、国立病院であらゆる検査をしても全然原因がわからず、結局近所のシャーマンのような人に見てもらったら、今ゲストハウスが建っている「土地の神様」が、お腹がすいていて怒っているからその怒りが彼の中に入ったというのです。言われた通りに鶏を茹でたりアレコレ祠にお供え物をしたら、、、、治った・・・・。
私は朝きっちゃんの散歩の時に、彼の弟が祠の近くで鶏をを調理しているのを見たので、本当です。

ピーというのが、タイ語で精霊やお化けのことをさすのですが、亡くなった子どもたちのピーを見たというタイ人スタッフは何人もいますし、子どもたちの中でも昨日ピーを見た!と真面目に話す子どももいたので、それなりにいるようです。私は全く見えません、昔から、どこでも。

タイの中でアニミズム。山岳民族はもちろん今でも自分たちの宗教以外に、この精霊信仰(自然信仰?)と生活の深い部分で関わりながら暮らしているし、チェンマイでも仏教がベースにありつつ、精霊、霊魂、魂などが生活の中に浸透していると感じることが多々あります。

日本だって他の国だってアニミズムは現在進行形。だから違和感はなく、逆にとても興味があります。
タイでは「ポーナーン」と呼ばれる人と、「ポーモー」と呼ばれる人がいて(もっと色々いるかもしれないけれど私はこの2つしか知らない)、前者はお寺で修行をし、学び、その後俗世に戻り様々な儀式を司る人のことです。例えば結婚式、お葬式、家や祠を建てたりした時、あとは交通事故で死にかけている時に魂を拾いに行ったり・・。
卒園生のテンモーが高校生の時、バイク事故で開頭手術、意識が戻らないという重体の時がありました。その時にタイ人スタッフがポーナーンと一緒に事故現場に行き、魂を拾ってそれをテンモーの枕の下に入れ、結果、医学の力も十分あったとは思いますが、テンモーは意識が戻り、奇跡的に後遺症も残らず、現在も元気で働いているのです。

ポーナーンは特別な言語や儀式などの知識、そして「太陰太陽暦」なるものも勉強しなくてはなりません。いわゆるタイの仏暦(西暦に543年プラスする現在使っているもの)とはまた別の暦。これで結婚式やお葬式や車を買って良い日などなど、様々なことがわかり、それを大切に守るタイ人はとっても多いのです。子どもをこの日に!と帝王切開する人ももちろんいます。

「ポーモー」は特別な呪文とハーブや自然のものを使って、病などを治す人。モーはお医者さんという意味。前述のサソリに噛まれた人は、このポーモーであるカムパンちゃんに治してもらったのですね。


そんな中、先日友人の取材に同行させてもらって、久々カムパンちゃんの家に行きました。
彼は現在79歳。親しげに「ちゃん」付けしていますが、カムパンさんです。でも昔から日本人の間では親しみを込めてカムパンちゃんと呼ばれ、良く休憩をしている庭師ではありましたが、いつもチェックのシャツを着ていてオシャレでかわいい人気者。
大工さんや庭師仲間は、目が腫れたり虫に刺されたりすると、カムパンちゃんに治してもらうそうです。ウィルス系のものはダメみたい。傷は大丈夫とか?!
お爺さんから学んで、ポーモーとなったようで、息子のポーンさんもお爺さんとカムパンちゃんからその知識を受け継いでいるとのこと。

カムパンちゃん、79歳。お若い!

左の青い服が息子のポーンさん
横にいるのは棟梁のチャイさん

近所のハスキー犬も取材に同席

これがタイの仏暦と太陰太陽暦の両方が書いてあるカレンダー。何一つわからない・・・

ある時タイ語の先生とこの話をしていたら、彼女のご両親は自分たちが眉毛が薄いのを心配して、娘にはしっかりした眉を・・と、近所のポーモーの所に彼女の記憶のない幼い頃行き、呪文とハーブで治療?してもらい、結果先生はものすごくしっかりした素敵な眉毛となったとのこと。

そして今日はこれから夜タイ語の授業。
また明日書きます。疲れちゃった・・。
色々虫に刺されて寝不足の日々。
あまりにひどくなったらカムパンちゃんの所へ行こうと真面目に思ったけど回復してきました。

ということでちょっとだけ昼寝して、市内へ!

2018/06/27(水)

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