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最近読んだり観たりしたもの

この間行ったクロアチアで写真展や映像を観たり、会った方から何気に聞いたりした1991−1995の紛争は、字面で知っていただけで、詳細全然分かっていませんでしたが(今でもよく分かっていないことがたくさん!)、まだまだ色々な形で、わだかまりや怒りや憎しみや悲しみがドッシリ残っています。
当然のことですね。だって第二次世界大戦だっていまだにたくさんシコリを残している訳だし。これは経験しないと分からないけど、経験しない方が良い経験。

そして帰国後借りた本が「ズラータの日記」。
ボスニア紛争の際に首都サラエボに残った11歳の少女、ズラータの書いた日記です。ドゥブロヴニクに居る友人知人たちが、どれだけ大変な状況にあるかも、彼女の日記から伝わって来て、あらためて、あの世界遺産の平和な観光地のつい最近までの辛い様子が少しまた分かりました。

クロアチアの首都 ザグレブでの紛争をテーマにした写真展での1枚。
その後行ったドゥブロヴニクは激しく攻撃された地区でした

Netflixのドキュメンタリー、「眠りに生きる子供たち」も衝撃でした。(https://note.mu/tamon_inoue/n/n1afebb2d9efd)

「生存放棄症候群」「あきらめ症候群」。
こんな病気があるんだ!という事実と、命の危険に日々さらされている人たちがたくさんいる現実。それは戦争だけじゃなくて、日常に起こっていて・・。

現在公開中の「新聞記者」。予想以上にヒットしているようで、早く観たい!
で、それと同じプロデューサーの映画「かぞくのくに」をレンタルで観ました。
これも監督ヤン・ヨンヒの実体験をもとに書き起こした脚本。

日々命の危険と向き合うような生活はしたことがないし、戦争を経験したこともないし、大きな差別にあったこともないし、、、
タイという国にいても、日本人の私はとても穏やかに暮らすことが出来ています。
恵まれていますね、日本人。
今回の旅でもそれを感じました。

さらに日本の何かの番組でやっていたのですが、三島由紀夫が昭和45年に書いた日本の将来。まさに「今」という感じ。

 無機的な、からっぽな、ニュートラルな、
 中間色の、裕福な、抜け目ない、
 或る経済大国が 
 極東の一角に残るのであろう 
              三島由紀夫





ちょっとだけ重くなった気分の時、内田洋子さんのイタリアの本を読むと私は元気が出ます。
そしてまた何処かへ行きたくなってしまう。
帰って来たばかりだろうが!

たまたま続けて読んだり観たりしたものの話しでした。

明日から久しぶりに会う友人がバンコクから来ます。
楽しみ!



2019/07/27(土)

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