ダーイ ダーイ ダーイ ได้ได้ได้

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スタディツアー終了!暑いぞ、今年の乾季

一週間のご無沙汰です。
でもこれが普通のペースですね。

まず入院していた卒園生女子はやはり突然退院となり、働けるようになるまでバーンロムサイに援助してもらうということで、自分のアパートに戻りました。
何がビックリって、一週間入院して、ICUに入り、レントゲンやなんやら検査して、食事も三食食べていたのに、全部の医療費は30バーツ! 100円。

タクシン元首相の政策で、皆等しく30バーツで医療を受けられるとは聞いていたけれど、ここまで適用されるのですね。すごい! 
もちろん国立病院だけですが。
混むのも当たり前。

ということで、この話は今のところ一段落です。というかもうこういう話はなしがいい。

スタディツアーの話し。
松本市にある信濃むつみ高校という通信制の学校が毎年スタディツアーにきます。
https://www.terra.ed.jp/concept.html

hoshihana village に泊まって、ホームを見学したり、名取さんのお話聞いたり、子どもたちと遊んだり、チェンマイ市内を見学したり、カレン族の村でコーヒー豆収穫の手伝いをしたり、タイの高校生と交流したり・・・というもの。

この高校は何らかの理由で学校へ行けない子どもたちが学んでいる所で、このような外に出て色々と学ぶ「テラスコラ ゼミ」はタイ以外にもカンボジアや中国や沖縄や東北の被災地などなど多岐にわたっています。

通信制の学校なので、このチェンマイゼミに参加する生徒さん(今回13名)はほぼ全員このツアーの時に初対面。
最初は笑顔も言葉数も少なく地味な感じでも、どんどん顔つきが変わり、明るくなって、生徒同士も仲良くなり、元気に帰ってゆくのです。
チェンマイに来たことも一つのきっかけになり、次のステップに進むことのできた生徒さんの話を聞くと嬉しいです。

体をはって遊んでくれる若者に大はしゃぎ
エイク

はしゃぎすぎて、半ケツ

すっかりお姉さんになったササー

2日目のせっちゃんアテンド、チェンマイ市内見学は、カオソーイ食べたり、お寺へ行ったり、ワロロット市場を歩いたり。
首の後ろが赤銅色になるほど、暑かった!!!

お寺にいたオシャレなおばあさん。
白い花がかわいい

24歳の若さですが、きちんとお話をしてくださった、ワット・ゲートのお坊さん

犬寺の犬

干支の猪は、タイでは豚か象。
両方乗っけた方がいいよとおばあちゃんが教えてくれました

3日目のせっちゃんアテンドによるカレン族の村は、クイ君が中心になってコーヒーや梅などを育てているノーンタオ村。
今、カレン族(パッガヨー)や自分の村が抱えている問題など、クイ君の話を聞きました。

若者の村離れ=伝統文化の継承の難しさ、環境破壊などなど。
すぐに解決策が見つかるわけもなく、同じ志を持った人たちが少しづつできることからやる・・。
パッガヨーに限ったことではなく、世界中で起こっていること。
何年か通っていますが、そしてクイ君たちは頑張っていて、彼らのコーヒーや梅エキスなどのファンも多いのですが、決して楽観的な状況ではないということを、さらに今年は感じました。

そのあとは美味しいカレン族のご飯。
採れたてのズッキーニが甘くて美味しかったです!

大好きなパッガヨーのお粥

オムゴーイ ほどではありませんが、なかなかハードな山道を四駆のピックアップで登って自生しているコーヒーの森へ。
まだまだ今年は熟した赤い豆が少なかったのですが、それでも収穫して良い豆と収穫の仕方をクイ君に教わった生徒たちは、無心にひたすら豆をとります。
結構はまるのです、この自然の中での作業。

ピックアップトラック初体験!

車を降りてからもさらに山奥へ

自生のコーヒー豆の木

熟し切るまでもう一息

森の中のクイ君、 35歳
彼を支える嫁が来て欲しい!

もくもくと・・・。コーヒー豆収穫

パタンナー志望の女子。カレンの腰織りを習う

4日目。
いつものハンドンの高校ではなく、今年はダムさんの推薦で、お隣のランプーン県にある有名進学校との交流。すごいマンモス高校で、チェンマイ大学への進学率も高いそう。
大丈夫か?!信濃むつみ!!

並んでお出迎えの上、ガッツリプログラムが組まれていて、ビックリです。
自己紹介や、伝言ゲーム、グループに分かれての学校案内、巨大食堂での昼食、そしてなんだか分からないけれど学校の近くの市場へ皆でゆき、解散。
ヘトヘト・・・。面白かったけど。

必ず数人いる、人気オカマキャラ

伝言ゲーム。この男子生徒、モテモテでした

とても優秀な日本語の先生(タイ人)

私が仲良しになってどうする?!
世話をやいてくれたプーくん

大学4年生、教員実習中。
なんとガノックの上級生で知り合いでした!

なぜかわからないけど、みんなで市場へ

友人プー君の大好きな「寿司」

なぜかわからないけど、突然市場でビンゴ大会

射的のお姐さん。貫禄

日本語で一生懸命挨拶してくれた可愛い高校一年生

ということで、無事終わって、金曜日の夜チェンマイを発ち、土曜日の午後には松本に到着した生徒と先生たち。
一安心!

彼らの半分くらいは、メモを携帯でとります。
ボイスメモも駆使し、気になった所の時間を写真で撮ってそこにキャプションをつけるそう。
と、私は書いていてもよくわかっていない・・。

体の一部だね

先生たちから毎年伺う日本での話は、世間知らずの私にとってとても興味深い話しばかり。
このゼミに参加している生徒さんたちも、色々あったけれど、でもこうしてチェンマイまで来ているのは、ある程度経済的に恵まれ、そして心身ともに元気なのだと。
(貧しくて水商売のバイトと借金して来た生徒さんも以前いましたし、今回もみなさん一生懸命バイトもしてきたよう)

でも先生からすると、良く来られたな!と思う生徒さんも中にはいたらしいです。

学校には、生活保護を受けていたりなどの貧困家庭、障がいを持っているなどなど、様々な理由で普通に学校へ通うことが難しい子どもたちが来ているそうです。
生活保護を受けていて親の働く姿を見たことのない子どもは、自分が働くという意識がないという負の連鎖も、実際あると聞きました。

この学校で良くなって、大学などへ進学しても、そこでまた辛くなってしまい、さらに悪化した引きこもりになってしまうケースも。

そして引きこもりも、部屋の中から数年とか出てこない従来の引きこもりはそれなりにとてもパワーが必要で、今はそういう引きこもりは減って来ていて、家の中から外に出ない、あるいは学校へは行かない(不登校)というライトな引きこもりが増えているそうです。

普通というのがそもそも何なのか・・。いつも分からないまま・・。
数日一緒にいるだけで情がうつってしまう、純粋なかわいい生徒さんたち。
でも確実に生きにくくなっている社会があるのは現実で、これから彼らはそこへ出てゆくのです。
普通の人でも(ほらね、普通って書いてしまう・・)潰されてゆくような日本の社会で、彼らが自分のペースで生きてゆくのはそう簡単なことではないと思います。

お寺の願い事を書く黄色の布に「まともに生きる」と書いた男子生徒がいました。
それを書いてから、「まともに生きる」ってどういうことかと、彼はまだ考えているそうです。

日本の話を聞いていると、それなりに色々あるタイですが、ダーイダーイダーイ、マイペンラーイ、アライコダーイ(ざっくり訳すと、「できるできるできる、大丈夫、何でもありさ」)のこの国は、そしてまだまだ田舎の良いところが残るチェンマイは、いいなぁってさらに思ってしまいます。


なんだか話がうまくまとまらないけれど、今日はこれで終わり。

ホシハナには連日知りあいが来てくれて、17日からはオムゴーイ の山奥へ今年も。
そしてあっという間に年末です。

2018/12/09(日)

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